適切な課題

最近は、いわゆる資格をもったコーチが随分と増えたのです。
しかし、エグゼクティブ・コーチは、単なるコーチングのスキルや知識ではなく、ましてや資格や経歴ではない、職業人としての見識と人格と倫理を問われる存在なのです。
そうでなければエグゼクティブが全幅の信頼を置いて相談できる相手たりえないのです。
聞くということを意識してコミュニケーションをとってみると、相手の話を先読みして結論を先に言ってみたり、まったく違う話題が頭に浮かんできたりするのです。
日常のコミュニケーションの中で、聞くということがいかにできていないか、ということを思い知らされるのです。
スキルコーチングの場合には、これさえできれば、コーチングができたも同然なのです。
個人としての深い学びと組織の成功のために、慎重にかつ大胆にコーチを選ぶ必要がとなっているのです。
ただし、コーチはメンターとは異なるので、自分より先輩であったり業界エキスパートである必要は必ずしもないのです。
聞くためには、まず話を聞きながら今私は聞いているか?という意識を持ち始めるところからはじめるようにしましょう。
話を先読みしていたり、他のことを考え始めてしまったら、それをうまくコントロールして聞く姿勢に戻すようです。
相手の話を声に出して反芻してみてあげるのもペースを取り戻すには良いと思います。
観察に基づき、問題点や身につけさせたいスキルを抽出し、現状のスキルを判断し、難しいすぎず簡単すぎない課題を考えて、実施するのです。
会話が硬直化してしまう質問によくあるのが、問い詰める質問、YES/NOでしか答えられない質問なのです。
相手から話を聞きだす、情報を引き出すというのではなく、とにかく打ち負かしてやろう、ぎゃふんと言わせてやろう、という場合によく見る光景となっているのです。
課題に取り組みそれをこなすことにより成長が見込めるような課題であれば、それに繰り返し積極的に挑戦することで、人間は必ず成長していく、というのがスキルコーチングの考え方になるようです。
分かってはいても、ついつい高圧的な質問をしてしまう、という方もいらっしゃるのです。
ちょっと視点を変えて、質問の方法を見直してみる、そしてちゃんとその返答を聞いてあげることによって、いままでになかったアイデアが出てきて、一気に問題解決ということもありえなくはない話なのです。
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